長月(9月)
2010年9月10日
9月だというのに暑い日が続き、自然の法則が狂いつつある。
でも、日本には季節を感じる美しい9月の呼び名があります。
秋の夜長でしょう「長月」菊の節句の「菊見月」稲を刈る月「稲刈月」赤もみじが山を染める「紅葉月」そして私の好きな言葉「色取月」色とりどりに秋を飾り美しい木々に囲まれて雪見のころを待つ。台風が通り抜け真っ青な空の下で夏の花が終わりを向かえ、秋の色へと変化していく。彩り豊なとりあわせ、神様が配色を考えて筆をすべらせてくださったようなそんな気になる京の山。茂った青々した絵の具が色を重ねて美しい色をかもし出しているような、神様は絵描きさんですね。頭の中に想像が膨らんでなんだか色づくのが楽しみです。
「色取月」何かに取り付かれたように言葉に出してみる。やっぱり美しい言葉ですね。愛語・・・