座禅
2009年7月23日
京都紫野大徳寺 「興臨院」のご住職に座禅のご教授をしていただいた。重文の表門をくぐって本堂(重文)に座ると 開け放たれたふすまから風がとおる。緑と白砂が映り朝の光が美しい。足利時代後柏原天皇の守護畠山左衛門佐義総によって建立された。蝉の声だけが聞こえる中、足を組んで座り腹式呼吸を整える。脳が空っぽになっていく・・・暗黒の世界に光が見えてくる・・・何なのか考える余裕もない。肩の力が抜け。体が沈んでいく。背骨の張っているのを感じながらアッという間に時が過ぎていく。目を開けて、ご住職の話を聞いた。蝉の声が急にやんで、風もとまる。不思議な空間。もう一度目を閉じて暗黒の世界に入っていく。ご住職が肩に響き渡る傷み、合掌とともに煩悩を払う。日本の中にあるストレス発散方法でしょう。
一、調身(身体を調える)
二、調息(呼吸を調える)
三、調心(心を調える)
ありがとうございました。 ご紹介いただいた猿渡様にも感謝!!!