ホトトギス
2013年5月14日
ホトトギスの鳴き声は「テッペンカケタカ」と言われますが、よく聞くと「ホトトギス」とも聞こえませんか?
ホトトギスの初めて啼く初音は「忍び音」と言われ小さくか細くささやかな声です。初夏の到来を告げて啼きます。
初音から、時を経て「鳴いて血を吐くほととぎす」と言われるように、大きな口を開けて必死で昼も夜も鳴き続けるようになります。
別名を「時つ鳥」と言われています。昔の人々に、田植えの時期を知らせる鳴き声でした。
万葉集に一番よく出てくる鳥が「ホトトギス」色々な当て字が使われています。菖蒲鳥・歌い鳥・早苗鳥・・・・・・
鳥たちの鳴き声は、何を伝えようとしているのか、時々耳を澄ましてみてください・・・
「時つ鳥」の叫びは、今の世に何を訴えて何を望んで、現代人に気づかせてくれようとしているのでしょうか・・・