「端午の節句」
2012年4月24日
冨田屋では、お雛様が終わると、もう、端午の節句の準備。
淡い桃や桜のイメージから、青葉の緑に包まれて節句を待つ。
男の子の成長を願い家の外には、外飾りと呼ばれ「鯉のぼり」をしつらえる。
鯉は、池や沼地でも生き延びる元気な魚にちなんで、また、中国では、竜門という滝を上って、竜になる(出世する)を天の神に祈っているのでしょう。 京都では、電線が多かったためか街中では外飾りはあまり見られない。
その分、内飾りに凝ったのかも知れません。
兜に鎧など、富田屋では、大将さんと呼ばれる段飾りが・・・応神天皇を守り350年生きたとされる竹之内宿祢の姿が見られる。 ヨモギに菖蒲を重ね紅黒と白の水引で結び、飾る。
男の子が成人し身を守る飾りと、人形に身代わりになってもらえるような強い人を選び、守り神としてまつる。
両親家族の願いを込めて強くたくましく元気にいつまでも・・・