「母子草」に 母を偲びて
2012年4月25日
「 春の七草」の中に 「ゴギョウ」と呼ばれる花が「母子草」です
昔の草餅にはゴギョウを入れたそうです。 今は、蓬(よもぎ)を使うことが多いですね
言葉の由来は、いろいろありますが、中国からの「ハンハンコウ」が変化したものともいわれています
母の日のころ、野山で出会う花ですね。 カーネーションみたいに母の日の象徴でもなく、華やかでもなく、黄色のくすんだ色で、振り返らないと見過ごしてしまうような、でも、毎年春の訪れを告げるなくてはならない花。
ひっそりとして目立たないですが、母のまなざしを思い出すような存在感を感じる、そんな野の花・・・
母が亡くなって、3か月がたとうとしています。 今年は、母の日のプレゼントを考えることもありません。
今年は、母子草をお供えしましょう・・・
ぽっかり心に穴が開いたよう気持ちになると、そっと母の部屋をのぞいてみます・・・