沙羅双樹が待ちどうしい
2012年5月25日
今日の雨 なぜか「沙羅双樹の花」を思い出した。
沙羅双樹といえば、平家物語・・・「祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす・・・」
お釈迦様がお隠れになったとき、悲しんで沙羅双樹は一斉に花を咲かせた。
東林院には、10本の沙羅双樹がある。毎年、見に行っている、もうそろそろかな・・・
沙羅は、「なつつばき」 梅雨に入ると白い花を朝見事に咲かせ、夕には散る、はかない花。
別名、「一日花」 今日なすべきことは明日に伸ばすことなかれ 1日1日を確かに生きる道を説いた。
「1日だけの生命を精一杯咲きつくす」
双樹は、木の根元が2つに分かれていることから言われたり
お釈迦様が亡くなった時臥床の四方に沙羅の気が2本づつあったことからいわれたらしい。
不思議な哀愁のある儚い花になぜか会いたくなった。