無地の着物に 季節の帯
2013年2月12日
お正月には、松竹梅をあしらい、金や銀の帯を想像してしまう初釜のころ・・・
節分には、豆まきの鬼姿や、升の豆が散らばった帯をして、吉田山に厄払い。
梅が咲き始めると、桃の色の蕾を感じさせる絞りの無地の着物に、梅の帯がしたくなりますね。
桃の節句の雛が描かれた帯も「お雛会」には、絞めたいな・・・
桜の着物は昔から多いのですが、平野神社の桜の縁席に出かけるころには、西陣織りの桜づくしの帯をまとう。
木の芽がのぞく青葉のころは、グリーンの天目染のぼかし無地に新緑や兜の帯・・・
6月単衣のころは、紅花染めの黄色の紬につくしんぼの帯か、紗合わせの透け感のある着物に紗袋を巻いてお出け。
真夏を迎え、着物姿が何故か涼しげで白い日傘が色っぽいころは、絽や紗の着物に名古屋の夏帯。
真夏を超え、残暑厳しいころは、又、単衣のころですが、気分の色は冬に向かって・・・
10月は、月や月の中で餅をつくウサギが着てみたい
いよいよ、秋真っ盛り、秋色の紅葉は、和装に欠かせない頃・・・きものに手をとうしたくなるころ
師走の急がしさは、大島紬で切り抜ける。 クリスマスの装いも着物で揃え、赤の帯締めは楽しい
12か月のきものの楽しみ方を考えてみたら、心ときめきます・・・よ