小学校の同窓会
2013年11月19日
小学校を卒業してから。半世紀近くなりました。
地域の小学校から、私学の女子中学に行ったので、ほとんど皆とお会いする機会なく過ごしました。
住所も変わり、嫁いで名前も変わり、よく私を見つけてくれたね、と言いながら、恐々参加した同窓会。
どなたも顔が解らないまま、校舎の教室の椅子に座った私でしたが、山中先生だけは、私の記憶の中に、しっかりと刻まれて、お年を召され小さくなっておられたが、素敵な笑顔で迎えてくださいました。
時間がたつとともに、写真と顔と名前がうっすらと思い出が闇を破り現れ始め、帰りにはすっかり、童心に戻っていました。 今日、1通の手紙と写真が送られてきました。 先生が、2次会の途中から自宅に帰られるまで、すっと涙を流しておられたこと、友が生死をさまよい大手術をしていたことなどを知り、生きていてよかった、会えてよかったと心より思いました。
こんな言葉をくれました。 中国史上、最も良き政治家「湯」の詩
苟日新 「今日の私は、昨日の私じゃありませんよ」
又日新 「昨日の私は、今日の私ではなくさらに新しい私ですよ」
日日新 「そのように私は、毎日を新しい気持ちで生きていきますよ」
この手紙をくれた彼は、司馬遼太郎のご子息です。
10年後に又会おう それまでお元気で 竹馬の友