京都は持続可能な町「SDGs」
2021年2月2日
古都の京町家は、自然で環境に優しい
連綿と続く古都の歴史を見ると、人々は日々の生活の中で、自然と調和、共存して暮らしてきました。
その暮らしの中で自然を生かした四季折々のしつらえは、古都京都の文化の強調です。
日本の生活に必要なものは、自然をうまく活用して得てきました。それはエコそのものです。そうした先人の知恵は、現代に通ずるもので、地球温暖化の観点から、もう一度、伝統的な暮らしを見直す必要性があります。
又、昔新しい昔新しい時代の幕開けを琵琶湖の水を利用して再生可能エネルギーである水力発電で近代化を図りました。
伝統に新しい技術を入れて、古都京都は発展してきたのです。環境に配慮した持続可能な開発が求められる「SDGs」を推し進める上で、古都京都の何千年も築き上げてきた人と自然をベースに最新のテクノロジー使っての暮らしは、町作りをしなけれがならない。
町家の作りは、風を誘い流れるように、奥へ奥へと作られており、夏は、簾にあじろよしず障子、氷柱で涼を取り、冬は、炭火や火鉢で、暖をとる。
五感で温かさ涼しさを感じられるしつらえは、自然と持続可能な暮らしでした。ここにSDGsのヒントがたくさんあるのではないでしょうか?