お雛会
2022年2月16日
昔は 代々のお雛様を飾って 女の子の成長を祝う儀式が どこの家にもあったものです
今は 生活環境も変わって 大きなひな壇を出すスペースも床の間もない
冨田屋では 江戸明治大正昭和のお雛様を飾り 投扇興や貝合わせの昔遊びをしたり
お雛様の意味のあるお食事をしたり わいわい子供を囲んでの祈りの会を今も行っています
菱餅の色にも意味がある 緑は、草で健康を祈り 白は、大地の雪で清い心祈りを ピンクは、桃の花で成長を祈る
桃のちらし寿司や菜の花のお浸し祈り豆腐や豆に暮らせますようにと黒豆に金粉、旬の京野菜は健康に良い
お菓子は 「ひちぎり餅」 いわれは 宮中では、お姫さまの成長を祝いたくさんの人々がお越しになった
お餅はついたものの丸める暇もなかったので ひちぎって出したことの名残でまん丸ではないお菓子である
人と人を契るという意味もあるお菓子 緑白桃色のひちぎり餅もお抹茶と一緒にいただく風習もあります
女の子を囲んでご家族が手をたたき笑い声が聞こえるような光景が頭に浮かんできませんか?