千両が辻祭り
2009年9月24日
9月23日は わが冨田屋の前の道大宮通、別名「千両が辻」でのお祭りでした。
300メートルあまりのちっぽけな町おこしのお祭りですが、この地を守る陰陽師の晴明神社のお祭りと同じ時です。町家を開放したり、小物の店を出したり、喫茶をしたり、いつもの車が行きかう道とはさま変わり。沢山の人々が賑やかに歩き、語らい、出たり入ったり、楽しそうな声であふれていました。
お昼過ぎには御神輿がピーヒャラ・ピーヒャラ子供達が昔の衣装に身を包んで歩き行列を盛り上げます。
わが冨田屋では、格子をはずし、古き由緒のある屏風を並べ、お客様をご案内しました。
「千両が辻」の云われは、昔この道は糸屋や問屋の並ぶ町並みで、千両の絹を動かしたと言う通りでしたのです。起きたら大人も子供も着物を来ていた時代どんなに賑っていたことでしょう。
なんだか昔の風景が目をつぶれば浮かんでくるような楽しい1日でした。