エコな生活
2009年1月13日
「衣」着物も再利用できます。棄てるところはない。布団。座布団。小物。バック。色々なものが沢山出来ますよ。「食」果物の皮。野菜の葉っぱ。米のとぎ汁。捨ててはいけません。果物の皮からは、フルーツ酸が出てステンレスも綺麗になるし、りんごの皮を焦げたなべに入れて沸騰させると、これまた、焦げが取れてピカピカ!ジャガイモの皮を手の届かない長細いビンに入れて少しの水と振ると汚れが取れるし、大根やかぶらの葉は 細かく切って、お雑魚と炒めるとご飯のおかずになる。「住」新聞紙は、捨ててはいけません。インクの油が、すごい威力を持っています。虫除けにもなる。水分もよく吸収して、昔はお弁当も汁を吸うように包んだ物です。濡らして千切って床に撒き、ほこりを吸わせてほうきで掃くと掃除機からのCO2も出ません。茶殻も捨てずに掃くといいですね。新聞紙はガラスも綺麗にしてくれる。とぎ汁は、ガラスのコップも光らせるし、廊下もぬかやとぎ汁で固く絞って拭くといい。今、キッチン用、トイレ用、お風呂場用と皆それぞれ使っているのは、どうしたことでしょう。物は捨てない昔の暮らしにこそ「エコ」が見えます。もう一度、暮らしぶりを考え直したらどうでしょう。おばあさんの知恵が自然と伝わった頃は、3世代一緒に生活していたんです。核家族のいいところは、あるでしょうけれど、新家族の学べないところは、うちのような古い家がレクチャーしていかねばなりません。今年は、守るだけでなく、伝えていく責務を感じています。