八十八夜の新茶摘
2010年5月3日
「夏も近づく~八十八夜~~」と新茶を摘む光景を思い浮かべてください。
ほのぼのと朝日の中を藍色の絣の着物に日本手ぬぐいを頭にまいて、籠を片手に新茶を摘んでいく姿。
綺麗なお姉さんを想像しませんか?
暦では、立春から数えて88日目。そろそろですね。
八十八夜に摘み取られるお茶は、古来より不老長寿の縁起物の新茶として珍重されています。
八十八夜は春から夏に移る節目の日、夏への準備をする決まりの日、縁起のいい日とされてきました。
新茶を頂く時は、香りを楽しむだけでなく、すべての気がわが身に何かを注いでくれるような、そんな色が目を楽しませてくれながら、口に広がるなんとも優しい苦味が心をきゅんとさせます。今年の新茶が楽しみですね・・・