冨田屋の母の守る力
2008年2月17日
冨田屋の母は もうなくなって ずいぶんになるなー
なくなる3日前まで 神さんに手を合わせ 拝んでいた
何を拝んでいたのだろう
病院で手術 家に帰りたいというので 連れてかえり 又 入院
しかし 最後は 妹も着てくれて 家で見取った
「おかあさん 仕事忙しくって あんまり面倒見れなくて ごめんね」
「いいや 峰子さんは 家を守ってくれてはるから」
この言葉が 今でも思い出される
母にとっては 一生かけて 家を守ることが 天命だったんでしょう
一人娘でこの家に生まれ おじいさんいおばあさんから 神さん守って 行事を続けてといわれ
何の贅沢もせず ひたすら 家で 毎日の神ごとしつらえ祈る
いやなことは 何も言わず 継続それが命でした
でも 今 私がこうして文化を語り教えられるのも本当に母のおかげ
今の仕事の源を守ってくれた
えらい人でした 小さい頃は 学校に行くのに 隠れて女中さんが付いて言ったって おばあちゃんが言って張った お昼はお弁当を持ってきてくれる 帰りは又心配で向かえ人
一人っ子で 使命を受けて生まれたんでしょう
でも「私は若い時幸せやったから 今はあんまりや」といっていました
若い時の苦労は 買ってでもしとかんと。。。
人生 皆 平等なんです