マイナスからわかるプラス
2010年10月7日
人には、108の煩悩があると言われる。除夜の鐘を撞いて煩悩や慢心、業から逃れ新年を迎える。
いやなマイナス面があるから、それに勝とうとプラスを見つけ出す。煩悩があるから菩提心がある。悪があるから善がある、病気にかかると健康のありがたさがわかる、苦しみがあるから楽しいく笑える。地獄があるから極楽に行きたくなる。業や慢心は、自分を鍛えてくれるためにあるのかも・・・心の救いを求めるならば、良い時は業を感じて生きること。見る視点を変えて、どのように考えたらいいか、どのように眺め感じ受け止めるか。プラスに転じることは難しい、でもこれが、人の値打ちある生き方です。生きてる意味を考えて、自分の考えと違う流れのあるでしょう。逆らわず流されて、心穏やかにおごらず「実れば実るほど頭を垂れる稲穂かな」そんなことを感じる収穫の秋になってきました。実る秋に物思う。