神無月
2010年10月12日
10月、各地の神様は、出雲大社に出向き、縁結びのご相談をされる月。各地に神様がいなくなることから「神無月」と呼ばれるようになった。出雲では「神在月」と呼ばれているようです。運命の人を決める会議を神様達がしておられるなんてメルヘンですね。赤い糸でも手繰って行かれるのでしょうか?目に浮かぶようです。
陰陽道で、ちょうど10月で陰が終わり、陽の月となる。大気も澄んで太陽も明るく輝き、秋の美しい空が現われる10月。別名「陽月」とも呼ばれる。10月の誕生色は、野に咲く「紫苑」の明るい紫。かよわそうに咲く紫苑は、台風にもめげず、どんなに強い風が吹き荒れても、いち早く立ち上がり小さい花を咲かせる。別名「鬼の醜草」なんだか怖いようですが、「醜」は、強いと言う意味です。鬼も感動した中国の故事からきています。
いい季節・・・想紫苑(おもわれしおん)のように何があっても強く頑張って生き抜く、何処にでもある小さな花でいたいものです。