今何ができるか?
2011年7月31日
東日本大震災から、平穏な人々も考えさせられた多くのことがあったであろう。
「つながり」
人は、人間とのつながり。自然とのつながり。物とのつながり。
合理的に自分さえ良かったらいい日本人になっていませんか?
京都では、すべてのものに「さん」をつけて敬います。「ウチのおイヌさん、散歩に行かはった」「ウチの庭にお花咲かはったエ」「おビールいかがどす」【お】をつけて命を与えている。針供養・人形供養など物も供養する。どんなものにも神が宿る。他国にない、八百万の神々の多神教日本。すべてのものとつながる敬う考えを思い出させる。
「受け入れる」
暖かくすべてを受け入れる心。悪のものを立ち直らせる癒しの精神。寺や神社が多い京都は、町全体ですべての人をなごませる。五感で物を感じ人との町との調和が根底にある。
「行動する」
人にしてあげる力。自分が・・自分に・・ではいけません。
人の為に何が出来るか?人を癒してあげられるか? 人のためにさせていただく喜びを感じられる人に・・・
人々の中に、そんな気持ちが沸いてきているこのごろです。
今何が出来るか・・・それぞれの分で・・・
人の喜んでくださる笑顔は、私達に勇気をパワーをくれる。