不足の美
2011年8月11日
日本の美しさ「わび・さび」は、不完全なもの、欠けた部分に美しさを見出す、日本的な感性。
満月よりも、雲の陰からのぞく月が美しく、芸術的であるように、満ち足りない部分がなんとなくいとおしい。
又、目に見えないものを、心の目で見る美意識。
茶室で、外国の方が、「お菓子おいしいね。お茶少し苦いがおいしいね。」と・・・「もっと大切なものがある。いいお客様であ・り・が・と・う」・・・・・そうです。おもてなしするための取り合わせやその場の雰囲気。それは、お茶をおいしくもし、まづくもします。
貧しくても気配りはできます。 「蘇民将来の心」でしょうか。
「不足の美」 絶世の美女より、少し鼻が低くても、愛嬌いっぱいの女のこの方が、気配りの心が輝くかな?
あなたは、どちらがいいですか?