高野山の法事
2009年12月29日
友達の法事があった。高野山増福院の一人娘であった彼女は人に惜しまれて亡くなってから月日のたつのは早いものです。難波から高野号に乗って極楽橋でケーブルカーに乗り換える。急な山に入っていく。緑に吸い込まれるように吊り下げられた私は雲の上に行くのだろうかと緊張が体を包む。高野山の女道を通って開けた空間にいくつものお寺が並ぶ。荘厳な門構えをいくつも過ぎて増福院の門をくぐる。懐かしいな~ヨリチャンって叫んでしまいそう。あ~彼女の法事だったわ!あーちゃん(お母さん)と呼ぶと峰子ハヨ着物に着替えーと奥から声が聞こえた。本堂で法事が始まる。
沢山のお坊さんがお経を唱え始める。お経の声が重なり合って本堂に響く。お焼香を済ませたら、お部屋に通される。
こんなに広かったかな~と思いながら会食のお部屋に・・・下界では考えられない沢山のお坊さんが床の間を背にすわり自寺からのお坊さんが給仕をする。ありがたいことです。若くして亡くなったヨリチャンは皆に愛され惜しまれかわいがられこの世を去った。まじめであらゆる人に優しく、いやなことを言わずいつも我慢をしていた姿が脳裏に浮かぶ。ヨリチャンを良く知っていてほんとにヨリチャンを偲ぶ人たちが50人集った。高野の法事では今までなかったブーブクリコのシャンペンが出たワインも振舞われて、なんかヨリチャンらしいね。なんか涙の泡がのどにしみた。でも楽しく明るく思い出話が飛び交った。沖縄に一緒にいったよね。又いきたいね!!!雲の上に向かって。。。