虞美人草
2013年5月25日
「虞美人草」 (ぐびじんぞう)のいわれを知っていますかか?
中国の「史記」に残る「四面楚歌」の故事から・・・・・ 敵が囲こんで攻めてくるとき 相手の故郷の歌を歌って攻めてきた事から、戦えず敗北した項羽の愛人が「虞美人」です。この戦いで恋人と共に死んだ血の後に「赤いひなげしの花」が咲いたことから。その花を「虞美人草」と呼びます。故郷の歌に心穏やかになり負け認めて、穏やかな気持ちで死んだのでしょうか・・・虞美人の思いはかわいいひなげしがいつまでも伝えています。
そよそよと爽やかな風に吹かれて、丘の上でひなげしが、もう戦いは嫌だと首を振っているようで・・・
人は色々なことで感情を害したり、意見が違ったり、もめ事を起こします。
誰でも、自分を中心にものを考えます。
少し視点を変えて、相手の方からこちらを見たらちょっぴり心にゆとりができるかもしれませんね
相手の故郷の歌を歌うとか・・・・・・・
ウサギおーいしかの山
コブナ釣りしかの川
夢は今もめぐりて 忘れ難し故郷