一条戻り橋
2021年9月21日
冨田屋から晴明神社を超えると
色々な伝説がある一条戻り橋 御所の真ん中から出てる一条通りから京都は始まっています
神の町妖怪の町西陣には不思議いっぱい
色々な説がありますが
①平安期に活躍していた漢学者・三善清行(みよしきよつら)が亡くなり、彼を納めた棺がちょうど土御門橋を差し掛かった頃、清行の八男・浄蔵が駆けつけた。修行に出ていた浄蔵は父に別れを告げられなかったことを嘆き悲しみ、どうか息を吹き返して欲しいと願った。すると、その願いが届けられたのか、なんと清行があの世から息を吹き返した。
②源頼光の四天王の一人として知られる武将、渡辺綱(わたなべのつな)は一条戻橋の上で鬼女と出逢い、美女に「五条まで帰りたいが、夜が更けて心細いので送ってほしい」と頼まれ、綱が「家まで送る」と申し出ると、美女は鬼に姿を変え「いざ、我の行くところは愛宕山ぞ」と言って綱のもとどりを掴み上げ、乾の方へ飛んで行く
綱は、名刀・髭切りの太刀で鬼女の腕を切り落とす
その後、鬼は綱の養母に化けて綱の屋敷を訪ね、斬り落とされた片腕を奪い取っていったのだとか・・・
お父さんが戻ってくる神仏説 結婚のときは戻らないよう渡らない
美女が鬼であり、腕を切られ、腕を取り戻しに来る妖怪説
不思議西陣