エコ美
2009年7月23日
今日は、エコ教室の取材があった。HANAKOwest秋号!!!
エコの生活体験は、私達は暮らしの中に溶け込んでいます。町家のしつらえだけでもエコになっています。
新聞紙は捨てないでくださいね。湿気を取ってくれますし、インクは虫除けにもなります。新聞紙を濡らして床にばら撒きほうきで掃いてみてください。角まで綺麗にほこりを取ってくれますでしょ。
衣服は捨ててはいけません。着物は勿論!座布団や掛け布団に最後は姿を変えますが、洋服も同じかな?特に絹は、独特の暖かさや重なりの触れあう感覚!着物は手縫いなのでつーと解けます。
米のとぎ汁もガラスをピカピカにそして最後土間の石まで輝かせてくれます。食べ物も捨てるところはないですよね。葉っぱも、根も皮も使えますよ。
こんなことを考えて、昔の暮らしに触れてみるだけで、心の中から「もったいない」と叫んでいるような、そして、感謝と自分のおろかさがこみ上げてくることでしょう。世の中には餓えに苦しみ災害に苦しんでいる人達が沢山いること、平和で幸せだと感じること。エコに触れて、もっと大きな心を感じてみてください。
取材が終わり帰るライターさんの顔は、何か発見と輝きと癒しを感じているように見えました。エコ教室は、本当は心を教えてもらっているのです。おばあちゃん知恵袋に触れて、おばあちゃんの歩んだ道、歴史、ひざの上の柔らかい暖かい座り心地。昔の町家の木材に触れおばあちゃん心に触れました。そんな美しさを背中に感じます。来てくれてありがとう。