お・も・て・な・し
2013年9月15日
『おもてなし』は、「もてなし」の丁寧言葉です。
「もてなし」の語源は「モノを持って成し遂げる」という意味です。
お客様に応対する扱い、待遇とも言われています。
もう一つの語源は「表裏なし」、詰り表裏のない「心」でお客様をお迎えすることです。
接客業、サービス業の限らず、人の生活する場、すべての家、人に言えることです。
この「おもてなし」には目に見える「もの」と、目に見えない「こと」があります。
主客一体の心の元、お見え頂いた「お客人」をもてなす際に、
季節感のある生花、お迎えするお客様に合わせた掛け軸、絵、茶器、匂い(御香)など
具体的に身体に感じ、目に見えるリアルな「もの」です。
そして、大切なのは、目に見えないおもてなしでしょうか・・・
いつも、一番大切な人をお迎えするようなそんな気持ちで、心のそこから、温かいく、優しく包む気持ちでご接客。 心の中は、自然にしぐさや態度に現れる。 美しい振る舞いと笑顔は、人に感動を与えます。
歳を重ねると、よく、「顔は体を表す」といわれます。
生まれてから今までの生活環境や気持ちや心の持ち方が、「顔」に表れ、しわを刻みます。
笑顔の素敵な人は、いつまでも美しく、人の心を和ませます。
素敵なおもてなしができるよう、素敵な笑顔つくりから始めましょうね。