いつの間にか 秋ですね
2011年10月13日
つるべおとしの夕日に赤く染まったススキや萩。朝夕は、風が吹くと身震いする、真昼との温度差。 先日まで猛暑に苦しめられて、すっかり忘れていた季節。落穂ひろいの静かな秋が、いつの間にか忍んでくる。
耳を澄ますと、虫の鳴き声も変わってくる。
透明感のある月の澄んだ大気で、月を愛でたら、もう、冬準備の始まりか…
夏の草木が秋に変わる。大胆なひまわりの黄色から、集まって遊んでいる子供のようにオミナエシの小花が揺れるころ。
秋の草木の愛らしさにふと立ち止まる。 どこからか優しい音楽が聞こえてきそうな花道。
秋ですね……失恋が似合いそうな少しさみしくなる季節・・・でも、素敵な秋に恋破れぬようにね。
京の自然に包まれて、微妙に五感で季節を感じます。