海神(わだつみ)
2012年7月29日
こんなに暑かったら海に行きたくなりませんか?
小さいころの写真に浮き袋に入った私をおしている父が楽しそうに笑っている。
妹と砂を掘っては波に流され、お城を懲りずに作っていた光景が頭をよぎる。
懐かしい海の家でシャワーを浴びて氷を食べたような海岸は姿をけし、眩いばかりの外国のようなリゾート地に若者は殺到するのでしょうね。
でも、今も昔も、海の底には神様がお住まいです。
海の底には、美しいもの、醜いもの、恐ろしいもの、どろどろとしたもの、不思議なもの・・・
海に入ると、この世の嫌なことをすべて忘れるような別世界が広がる。
海神(わたつみ、わだつみ、うながみ、かいじん)は、海を司る神。また、海に住んでいるという神。世界各地の神話においても比較的高位の神とされている場合が多い。
海の神は、大きく大きく地球を包んで、丸く丸く世界をつないでいる、独自の意思を感じているような・・・
汚れを嘆くより、自分を責めるより、他人のせいにするより、海のおおらかさを思って何かをつかもう・・・