着物は八種類以上!?黒留袖は最高の着物!
2021年2月19日
ひと言に着物といっても、女性の着物には実にさまざまな種類があるんですよ。
この記事では、着物の種類の概要を表にまとめました。
まずは、何種類あるのか、何と言う名前の着物があるのか等、ざっくりと全体像をつかみましょう。
第一回の今回は、黒留袖について、解説します。
第一礼装である黒留袖をしっかり理解し、淑女への一歩を踏み出しましょう!
黒留袖の特徴
✔既婚女性の第一礼装
✔五つ紋(背中・両胸・両袖)
✔裾に豪華な柄
✔帯は金糸銀糸の入った西陣織の袋帯
✔帯結びは二重太鼓で、めでたいことが重なるようにという意味
黒留袖の着用シーン
結婚式や披露宴で、親族が着るのが一般的です。
特に新郎新婦の母親は着ているのを、見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
最も格の高い黒留袖を着て、招待したゲストに敬意と感謝を表しています。
黒留袖に合わせる小物
小物類は基本的に白基調。金糸や銀糸、光沢の入ったものなどを使用します。
帯締め・帯揚げには白金を使い、帯には扇子を入れます。
扇子は末広がりであることから縁起が良いとされていますが、儀式用の扇子なので広げたり仰いだりはしません。
白足袋に礼装用の草履を合わせます。バッグも草履と合わせた礼装用を使うとバランスが良くなりますよ。