2014年8月
2014年8月31日 17:49
中秋の名月
お月見とお花見は、日本人?
2014年8月15日 16:30
京女
手弱女とは、 「逢はむ日の形見にせよとたおやめの思ひみだれて縫へる衣そ/万葉集
のように少したわやかさのある遊び心の女と言うような意味も含むかな・・・なんて思ったりして
手弱女の語源。たわやかとは、しなやかのこと。
竹や枝を想像してください。
京女の美しさは、本当の強さ、信念を持っているような人のことではないでしょうか・・・
世の男性は、家を家族をしっかりと守ってくださってる奥様は、なんか怖く感じませんか・・・
弱弱しく、優しかった、愛くるしい彼女も、それだけではない、本物のたくましさがある女性に成長します。
そんな女の人を、人は「京女」と言うのではないでしょうか・・・
2014年8月 8日 17:37
夏のしつらえ
冨田屋の奥座敷は、簾(すだれ)に網代(あじろ)、よしず障子と夏の涼しさを演出しています。
暑い夏のしつらえは、涼しげな心をゆらゆらとゆすぶり、暑さに日本の良さを引き出してくれて、感謝をしたくなるような・・・
水中花、風鈴、鹿威(ししおどし)は、エアコンよりも爽やかな涼しさ・・・
演出の極めは、氷柱(ひょうちゅう)でしょうか。
氷屋さんが毎日届けてもらった長方形の大きな柱のような氷を受ける入れ物に入れ、座敷にしつらえる。 小さいひまわりの花でもそっと飾ると、なんと美しい 氷にうつった姿に、さらに涼を呼ぶ。
昔は、花を中に入れて凍らせる「花氷」もたくさんあったようです。
工夫を凝らす町家に住んで、心はとっても爽やかな昔。 今は、エヤコンで部屋や体は涼しいけど、心はどうですか・・・
素敵な風鈴の音が、町家に響きます・・・
2014年8月 4日 15:18
浴衣
夏祭り、花火、納涼会などなど・・・
最近は、夏の風物詩として、若者がこぞって浴衣を着てくれています。 嬉しいですね・・・
若者は、自分流にアレンジして洋服感覚で着てくれる・・・なんだか見ていて微笑んでしまいます。
時代によって 装いは変化します。 若者の感性、背景、流行は、目まぐるしく未来姿は、想像を絶するかも・・・
もともと 「湯帷子(ゆかたびら)」が「ゆかた」と変化してきたのでです。
湯はお風呂、帷子とは、着物のこと。
江戸時代前は、蒸し風呂ですので、着物をはおってきていたのです。
湯に入る時代になって、湯上がりに着た。
現代は、夏のファッションと変化してきた浴衣・・・
袖から、身八つ口から、裾から、風が入る、綿の肌触りは、見た目も、着ても、涼しさを呼びますね。
若いっていいな・・・かわいいな・・・日本人っていいな・・・
もうじき、五山の送り火、京に向かう電車は、浴衣の人で一杯になりますよ