2014年1月
2014年1月18日 09:57
歌に詠まれる枕 (枕歌)
枕歌とは、 和歌に含まれる名所のことです
歌人たちの溢れる思いが、行ったことのない土地に憧れを感じますよね。
枕詞に描かれる地へ、向かう時から、ワクワク ドキドキ・・・
歌人の心意気は、はるか昔から時代を受け継いで、今だに、生き生きと輝いて、私たちに様々ないい時代のことを教えてくれる。
旅行の楽しさは、伝達されたイメージと発見と色々な体験を含め、知識豊かになり、解放感とともに日常逃避ができること。
是非、枕詞にある地へを訪ねてください。
京都にお越しにらったら、椿咲き誇る冨田屋に是非お立ち寄りください。
椿の花は、根元から落ち、見苦しさを見せない凛とした生き方の花です。
想紅(おもいくれない) 情熱の花が何かを教えてくれる地へどうぞ・・・
2014年1月13日 14:12
雪持松 「ゆきもちまつ」
お正月には、「松」 百木の長です。
昔、歳神様は松に助けられたと、恩返しの為に松に神が宿ってくださるとか・・・
お正月、結婚式の着物には、松が良く描かれる。松葉のデザインも昔から定番として使われています。
冬には、雪が積もった松の図柄が、着物を華やかにし、めでたい席に花を添えます。
神が下りてくださるのを待って(松って)いる京のお正月・・・
寒い日は、雪が積もってもいつも変わらない凛とした姿、美しい風格の「松」。
お正月は、「松の内」と言われるほどです。
冨田屋の奥座敷(能座敷)の庭の松に、雪が積もる日が、お正月から2度ありました。
寒い日も、すくむことなく堂々と雪を載せて、ますます絵になる松は、つらさにも、心の痛みにも耐えて、幸せを運んできてくれる神の御加護をひそかに待っています。
私も、町家暮らしを守り、伝えるために、本当の強さを持って、信念を持って、暮らしの精神を伝えていきたい・・・松のように
2014年1月12日 14:53
初夢は・・・
日本書紀など、古代から、夢は将来を暗示する神のお告げ・・・などと思われていました。
夢占いなどで夢を解き明かす「夢合わせ」は、大事なことでした。
心の底から願った夢は、必ず叶うとか・・・
サッカーの本田が、12歳の時に願った夢は、今現実のものとなりました。
将来の夢をきっちり持ち、目的に向かって直向きに努力する姿は、神をも動かすのでしょうか・・・
強く心に願い、言葉にする強さが、自分の姿に現れる。
いつも前向きで、「仕合せ」拍子が鳴り響く、そんな毎日は、当たり前のように奇跡を呼び込む。
心根をしっかりと、「ばかげた夢」と言われても、目の奥にいつも夢と言う明かりが燈っているような、そんな毎日を送りたい。 私の初夢は、「な・い・しょ」にしておきます。
いつの日か、解ってもらえるように、頑張ります。
2014年1月 6日 17:14
あけましておめでとうございます
お休みも終わり、仕事始めとなりました。
歳徳神をお迎えして はや、6日もたちました。
福寿草と南天を合せて「難を転じて 福となす」といけたお正月の花に託した、小さな思いは届くのでしょうか?
1月は「睦月」家族仲よく睦びあって笑顔で暮らせますように・・・
1月の花の少ない季節に、鮮やかに金色で心和ませてくれる「福寿草」は、元日草とも呼ばれ、今年のたくさんの願いを叶えようと、必死で咲いてくれています。
初春と言うものの、春の温かさはみじんも感じない頃、新しい年を迎える私たち。
愛すべく人たちに福来れ・・・
明日は、「七草粥」薬草で健康来たれと祈りましょう・・・
今年もよろしくお願いいたします