2012年7月 3日 14:28
屋形船
屋形船でちょいと一杯飲みながら 鵜飼見物
ついつい 「鵜ーさん 頑張って・・・」
嵐山の保津川の下流は、京都でも絶景!
川と山の素晴らしい融合・・・雨に降られた後の山の木々の緑の美しさ、少し水嵩が増した川の水の流れ
水の上に屋形船を浮かべると、1枚の絵のように昔の優美を表現する。
何百年も変わらぬ山川に渡月橋が素晴らしいマッチングを描き出し、風景に絵具を入れたよう・・・
屋形船は、スピードのある流れをもろともせず竿1っ本で船頭さんが巧みに扱い進んでいく。
船の上は、7月と思えないほどの、涼しさ・・・ 日暮れとともに篝火(かがりび)が美しい。
鵜飼が終わると、上流の闇に向かって竿を走らせる。
暗い闇に飲み込まれそうな静けさと冷たい空気と周りの黒
山の上から、真ん丸な月がのぞいた。
なんと優雅な時の流れでしょう。
冨田屋にも、離れにつながる切れ目のない松の廊下の上を見上げると屋形船を思い起こす天井がある。
屋形船に乗って、一服楽しむ茶室や能を舞う能座敷にいくのですよ。
なんという風流を昔の大工は考えたのでしょう・・・
町家に残されたロマン・・・
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