2012年5月
2012年5月27日 11:27
整理整頓
暮らしの中で、一番重要なのは「整理整頓」でしょうね。
整理のできない人は、仕事もできない。
「整理整頓は1文のの得」かな・・・
まず 家を片付ける。 心地よく住むこと。 どこに何があるか?すぐに出して使えるか?何かをするとき、使うものが1か所にまとまっているか?こんなことの積み重なりが、時間の無駄をなくし、スムーズな生活がおくれる、憩いの場所が手に入る。
私は、冨田屋を公開するにあたって、100年以上物を捨てない家をかたづけた。2年かかった。
3つの蔵の中で、ごきぶりとネズミの糞との闘いの日々・・・耳の穴、鼻の穴は真っ黒。マスクにほっかぶり、手足煤だらけの毎日・・・ まず、いらないものを使ってもらえる人にあげる。 軸や道具は、季節ごとに番号をつけて写真を撮る。 何冊ものファイルにぎっしり番号付の写真。 蔵の中がすんだら、押し入れ。 何かをしようと思ったら、二階の押し入れ、奥の押し入れ、色々なところに道具が分散していたのを、使う時の場所の近くにまとめる作業をしていった。 一目瞭然に見える様に片付ける。 忘れないように開けたら見える。
そんな家が「片付いた家」 お客様に見える所は、季節のしつらえのみ、いらないものは見えないように・・・
今は、コンピューターの中身を整理しないと使えない。 必要なものは、同じファイルに入れて名前を付けて保存。Eメール番号もグループで整理。 町家の整理と同じことをしながら、コンピューターに向かう。
きちっと身の回りが整理されたとき、頭の整理もでき、いろんな引き出しがアイディアにつながる。
忙しさにかまけて、家でぐうたらしないで、したらしっぱなしの人がいたら、一度、整理整頓・・・
素敵な人生が、始まりますよ・・・
2012年5月25日 18:00
沙羅双樹が待ちどうしい
今日の雨 なぜか「沙羅双樹の花」を思い出した。
沙羅双樹といえば、平家物語・・・「祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす・・・」
お釈迦様がお隠れになったとき、悲しんで沙羅双樹は一斉に花を咲かせた。
東林院には、10本の沙羅双樹がある。毎年、見に行っている、もうそろそろかな・・・
沙羅は、「なつつばき」 梅雨に入ると白い花を朝見事に咲かせ、夕には散る、はかない花。
別名、「一日花」 今日なすべきことは明日に伸ばすことなかれ 1日1日を確かに生きる道を説いた。
「1日だけの生命を精一杯咲きつくす」
双樹は、木の根元が2つに分かれていることから言われたり
お釈迦様が亡くなった時臥床の四方に沙羅の気が2本づつあったことからいわれたらしい。
不思議な哀愁のある儚い花になぜか会いたくなった。
2012年5月25日 14:07
利他の心
今、話題になっている本。
「利他」という考え方は、仏教の教えの一つ。
他人に利益となるように図ること。自分のことよりも他人の幸福を願うこと。。人々に功徳・利益(りやく)を施して救済すること。特に阿弥陀仏の救いの働きをいうのです。
長引く不況の中、営利よりボランティアや介護といった社会貢献活動への関心が高まっていたが、「利他」という考え方が急速に注目されるようになったきっかけは、やはり3月11日の東日本大震災でしょうね。
〈震災直後の被災地で最も印象的だったのは、被災者の皆さんの姿です。食料やガソリンなどの物資が不足して、日々困窮していたにもかかわらず、略奪や暴動が起こることもなく、秩序を守って忍耐強く行動しておられました。あれやこれやと不平・不満を言う前に、助けに来てくれたボランティアや自衛隊、警察、消防の隊員たちに感謝の言葉を伝え、地獄のような現実を前にしても、人間性と礼節を失わなかった。阪神・淡路大震災の時もそうでしたが、今回の震災でも、毅然と行動する日本人の姿が世界中から称賛されました。これは、日本人の一人として、ほんとうに誇らしいことでした〉
日本人が、日本人たる由縁。
人から尊敬される生き方をしよう
人のために生きよう
世の中の役に立って初めて、生きる意味がある
そんなことを、考えさせられるような、素敵な本です。
2012年5月 3日 13:17
今 女性が輝くとき
貧しい途上国の子供たちの笑顔がポスターになっていた。
なんと瞳が光って、心から輝く笑顔に「人間の尊厳」を見たような気がした。
日本は、恵まれているんだなー しかし、青年の眼に光が見えない。なんとなく頼りなさげで、力を感じない。
「眼力」は、未来を予言する。 「どうする日本」
今、「女子力」を考え直してみてはどうでしょう。
満面の笑顔は、女子の特権・・・女性のえみは魅力的、男性より輝きを感じる。
伝統産業に生きていると男尊女卑を感じざるをえない。
日本の半分は、女性なんです。 これからは、活躍できる世の中を作ってほしい。
「女だから・・・」「女なんて・・・」「女にできる?」なんて
女のほうが、几帳面でまじめで、一生懸命で、勉強家
高度成長の時代は、いい加減なことをどんどんパワフルにやってのける男子の時代
マイナスに向かう時は、「守りの精神」女子の時代
細かく整理して、イケイケでない営業や経営。 ここまでやるかぐらいの節約などを考えながら攻める。
そんな女子の能力が必要な時代がやってきている。
日本の人口の半分は、「女子」。しかも、高学歴の女子たち・・・家のこもるのですか・・・子供をかまいすぎていませんか・・・旦那さんに文句ばっかり言っていませんか・・・自分を見つめ直して社会性を持って行動する。
そんな女子は、輝いて見えます。 お金だけでない生きがいにもなる仕事に就くことができたらどんなにいいでしょう。 子供はしっかり預けられる施設は必要ですね。 でも、得てして、働いていない主婦が子供を預けたがっている現状。 やる気、勇気、人のためになれる・人を助けられる・喜んでもらえる そんな感動ある仕事をできる人は女子。 女性パワーをもっと・・・・・・・
・・・
2012年5月 1日 14:11
生きぬく為に・・・
人生なんて 大きな宇宙からみたらちっぽけなもの。
何か無駄に年を重ね、年老いていくこと・・・当たり前?
経験を重ね、歳をとるほど素敵な人がいる。
先日お会いした司葉子さんもそうでした。美しく気品に満ちて、世の中にするべきことを知っておられた。
素敵に生きぬく為に、何を・・・
私は、いつもわくわくドキドキしていることが大切だと思う。
幸い日本には四季があり、桜が終われば、藤の花、白や薄紅色のはなきづき、もうじき楽しみなつつじの精一杯咲いてくれる光景、感動がある。青葉の美しさにも、はっと立ち止まり、眼を休ませる。
「美しいものを見て、美しいと感じる心」・・・忘れていませんか?
サミエルウルマン言葉どうり、いつまでも、夢や希望を忘れないで「青春」しよう。
私は、いつも「直向きひたむき)」に生きたい。 いつもまなざしが一生懸命な自分でいたい。
京都では、よく「本音と建て前」といわれるが、私の生き方は、物事を斜めに見ない、裏を考えないで、温かい目ですべてを見る。 傷つくことを恐れないひたむきな眼で本当に見たい方向を向いてますっぐに・・・
色々な角度から見ることは、必要なことかもしれませんね。 でも、本当に人の心を動かすのは、まっすぐで直向きなそんな瞳ではないでしょうか。