2012年2月15日 14:29
偲ぶ
いるべき人がいない。 寂しいですね。
母が亡くなった朝。 どんよりと曇った凍るような朝。 真っ白な顔をして静かに、美しかった。
梅の香ほのかな頃、白い雪が舞う中、通夜が終わり、母が買ったDEARPARSONの白いグランドピアノで2時間ピアニストが母だけのためにコンサート。
安らかに送る。
梅の花は、真冬の雪の中から芽をだし、力強く花を咲かせる。 梅のように、我慢強く、耐えながら、美しく咲き切った母の横顔。
人生は、思い出づくり。 小さいころ家族で入ったお風呂で歌った歌。 スーパーワーマンだった母の若き頃の元気で車で送り迎えをしてくれた日々。 父のお友達が来られると、素早くできる手料理の数々。 すべて素敵な思い出。 人生は後戻りなし。 懐かしき思い出を胸に上を向いて歩く。
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