2011年7月
2011年7月31日 14:34
今何ができるか?
東日本大震災から、平穏な人々も考えさせられた多くのことがあったであろう。
2011年7月31日 13:49
祈りの花
町家の毎日の習慣は、庭の金の井戸(神の井戸)から水を汲んで、やおよろずの神々に祈りをささげる。
「今日も、何事も無く無事に過せますように・・・」
毎日水を手向け、冨田屋では、1日と16日は、塩や小豆や花や決まったものを供える。
「事無草(ことなしくさ)」又は「忍草(しのびくさ)」は、しだの種類でどんな状態にも耐えて芽をだし、咲かせる。 平穏無事を祈る花かな・・
「無事」に過せるありがたさ・・・何事も無く過せることに感謝・・・「ことなしくさ」の響きに頭が下る思いです。
なんて素敵な花でしょうね!!!
夢や希望を持って、努力をし達成することは大切です。自分で一生懸命頑張る力をつけて前を向いて進む。
素晴らしい。
でも、平穏無事は祈ることしかできないと思いませんか・・・・・・・・・・・/いつも祈りの花を・・・・・・・・心の中にも
2011年7月26日 16:24
夏色の町家
台風以来 少し 夏色の風が色あせたかな? いやいや、まだまだ 暑さが戻ってくるかな?
うなぎの寝床の町家の大戸をくぐりぬけた夏風は、通り庭をまるで家族のようにスーと早足で通り抜ける。
蹲(つくばい)の水に誘われてか、庭に出て、緑の葉を揺らすこともままならず、廊下をくぐりぬけ、まるで屋形船に乗って渡るように蔵の前の庭へと進む。 蔵の神さんにご挨拶をしたのかな。 少し間をおいて、離れの簾をくぐり、能座敷で風鈴を鳴らす。 能のバックの生きた松は、その風に喜んでいるようです。 その後、真夏の茶室の庭でも、茶人をほっとさせる。 不思議に家中を駆け巡る風は、じっとしていたら生ぬるいけど、いざ、走る出すと夏の暑さを吹き飛ばす。 夏色の風は、私には「海の青さに似ているような気がする」 離れで聞く車の音が海の船の汽笛のような・・・
そっと呼んでみよう・・。夏色の風は、優しい人を呼んでくるかな?
東北の人々は、優しいあなたを待っているはず。
町家に来てくれてありがとう。 優しい夏色の風さん・・・
2011年7月24日 16:34
夢は見るものでなく 叶えるもの
なでしこジャパンの金メダルは、日本中に勇気を与えた。
名言となった、「夢は叶えるもの」・・・ まず、夢や理想は無かったらかなわない。目標は大切なことです。
大それた夢と思っても、頑張って努力をしたら叶うという見本となったなでしこジャパン。震災から立ち直る勇気をもらった。スポーツはいいね。
はかないという字はどうして「儚い」と書くのかな?うまくいかない、叶えられなく儚いのでしょう。
人の夢と書きます。
人は、いつも夢を叶えられなくなって、苦しくてあきらめてしまうことが、多いので「はかない」のでしょう。
いやいや、どんなことがあっても、夢を捨てず、あきらめず、いつまでも思い描く姿は、人を感動させ、いつかは結果が付いてくる。
あっという間に捨ててしまうような夢でなく、いつまでも夢を追う人がいて、始めて到達があるのですね。無理無理とあきらめてしまう人こそ「儚い」人生となります。
いくつになっても理想や夢を追い続けましょう。
青春とは、歳が若いからではない。夢を失った時、人は老いるのです。
2011年7月10日 16:26
氷柱
目を楽しませ涼を感じる美しい氷柱・・・
昔は、近くに1件は氷屋さんがあった。でも今、少なくなりました。
冨田屋の奥座敷に涼しさを運んできてくれてありがとう。
節電も楽しむ余裕が必要かな・・・
扇風機からひんやりした自然の風には、草木の匂いが・・・
現代なら、ペットボトルに水を凍らせて、扇風機の前に置いたらどうかしら
昔ながらの氷柱を楽しいでください・・ね・・・