2010年5月
2010年5月30日 14:14
iPad 愉しいです
IPadは、美しい・・・大きさと言い、マルチスクリーンに触れる実感とスピーディーなレスポンス。
透明感のある黒で統一された完璧なデサインは、形だけに止まらず、グロバルに暮らしをもデサインしているようです。携帯電話が出来た時のように、世の中が変わっていきそうな予感。アメリカの学校の授業風景が、本もなく、辞書もなく、指先で思うがままに進む。
なんと先を読み、想像を現実にしていく人々がいるのか。
方向がくるくる変わり、音と動画の世界でマジックで夢の世界に導かれたようです。
携帯は、小さく小さく開発されてきた。iphoneからipadへ このパーフェクトな大きさは誰がどんな計算をして出来たのか?
伝統を守っていくためには、知恵を絞り、新しい息吹を入れて、保存の原理を考えていかないといけないと思う。京都は、伝統の中に、大学も多いし最先端の世界的な会社も生まれる。
守るために、神は色々努力する人に知恵を貸してくださっているような気がして・・・
世の中の進歩についていける経営者にならないと、伝統は守れない。
そんなことを思いながらiPadでピアノを弾いている。
2010年5月25日 14:02
もうすぐ 五月雨(さみだれ)
旧暦の5月は、6月中ごろのになる。
五月雨は、梅雨のこと。「さ」は接頭語。「みだれ」は「水垂れ」。
「五月晴」は、梅雨の合間の晴天を言うようですね。
これから、又、雨の日々が続くのでしょう・・・
なんだか悲しく寂しくなるようでいやですね〜
じめじめぴちゃぴちゃずぶずぶ・・・でも、合間の光に、緑は綺麗に輝きます。
庭の木々も石も葉っぱもしずくに注ぐ雲の切れ目の隙間から太陽が映っているような・・・
庭が、陰影を作り出す時でもあります。
今日も植木屋さんが3.4人はしごをかけて、木々をカット。
これから、虫もつく頃・・・木々も息をしています。守ってあげてくださいね。
2010年5月23日 15:04
ロスチャイルド家男爵夫人が来日された
ウエスティンホテル大阪でパーティーが催された。
フォーマルで素敵なパーティー!!!
カクテルレセプションのお部屋には、ヨーロッパのスカーフと書道がコラボをしている物や和紙に洋風の絵や字が書かれて沢山飾られていました。芸術をパトロネージしておられるんですね。
その後、本会場にて、ワインや食事・・・夫人にご挨拶をした時、2年前に初めてお会いしたこと覚えてくださっていました。着物はやはりこういう席には、映えますね。外人のパーティーは、やっぱり着物に目が行くようです。
2010年5月10日 12:29
冨田屋の皐月「つつじの庭」
冨田屋の暖簾をくぐり、石の通り庭に撒かれた井戸水を踏んで、玄関の沓脱将棋に足を預けて、上に入る。 明り取りの庭の寂光石やしゅろちくの緑を見ながら、広い4部屋が一緒になった部屋に続く。右のお仏壇に頭をうなだれて進むと、パッと障子からのぞく光の奥に、ピンクのかわいいつつじが緑の庭に、何かが降りてきたように、さわやかに優しく上品に色取りを添えています。
今は、「皐月」。皐の字は、白い光を発しているような形をしていますね。
5月のまばゆい光を放つ姿にぴったりの漢字。光溢れる新緑の季節。そんな光を浴びて緑を引き立てる様にまぶしく輝く薄紅色のつつじは、私の心を安らげてくれます。
季節があって、本当によ・か・っ・た。
2010年5月 3日 14:14
八十八夜の新茶摘
「夏も近づく〜八十八夜〜〜」と新茶を摘む光景を思い浮かべてください。
ほのぼのと朝日の中を藍色の絣の着物に日本手ぬぐいを頭にまいて、籠を片手に新茶を摘んでいく姿。
綺麗なお姉さんを想像しませんか?
暦では、立春から数えて88日目。そろそろですね。
八十八夜に摘み取られるお茶は、古来より不老長寿の縁起物の新茶として珍重されています。
八十八夜は春から夏に移る節目の日、夏への準備をする決まりの日、縁起のいい日とされてきました。
新茶を頂く時は、香りを楽しむだけでなく、すべての気がわが身に何かを注いでくれるような、そんな色が目を楽しませてくれながら、口に広がるなんとも優しい苦味が心をきゅんとさせます。今年の新茶が楽しみですね・・・