2010年4月
2010年4月29日 14:22
胡蝶の夢
美しい夢を見ましょうね・・・
「胡蝶の夢」中国壮士が蝶になって自由に舞い飛ぶ夢を見た。
目覚めても、自分が蝶なのか人間なのか、現実なのか幻なのか、わからなくなってしまう故事です。
この故事から、蝶のことを「夢見鳥(ゆめみどり)」と美しい響きの呼び方をしています。
いつまでたっても、夢見ていていいのだろうかと思う時がある。
こんなに世間とはかけ離れたような昔の暮らしを守っていく、伝承していく、壊れていく現実は無視してるかのように霞を食べているかのように毎日時間が過ぎていく。
現実なのか夢なのかどっちの自分が好きですか?ふと、問いかけて見るが、その答えも夢の中に消える。
胡蝶蘭の着物を広げてみていると、こんなことを考えて時が過ぎた。
2010年4月29日 11:37
つつじをめでる会
毎年、陸上自衛隊中部方面総幹部の総監官舎お庭に毎年見事につつじが咲き誇る。
総監と奥様が100人以上のお客様をご招待されて、園遊会がはじまる。
一昨年は、お天気が良すぎて日傘や帽子が必要でした。昨年は大雨自衛隊のテントがお庭に張られていました。完璧に足元にもぬれないよう床がひきつめられた。今年は、スコールのようなものはあったが、心地よいお天気で、バーベキューや屋台などでお食事をしながら色々な方々とお話がはずんだ。米軍大佐のご夫婦も前に我が家に来ていただいて久しぶりの再開に思い出話が楽しかった。今年のつつじはまだツボミで満開とは行かなかったが、これから花咲く未来を思うような丸く刈られた緑の葉の中からピンクかかった赤の絵の具を落としたようで、人々を主役に持ち上げてくれているような、そんなお庭でした。アメリカ大使館の人や学者、自衛隊を応援しておられる角界の人びと、自衛官と混じっていつもと違う空間にお招きいただいて感謝にたえません。総監ありがとう・・・
2010年4月18日 15:48
モンブラン・ドゥ・ラ・キュルチュール.アート・パトロネージ・アワード
モンブランがあらゆる芸術の分野において、若い才能開発に尽力支援をされている方に対し、その栄誉を添えて送る賞が発表された。今年の受賞者「夏木マリ氏」プライベートの世界に向けてのワークショップが認められた。4月15日東京のパークハイエットホテルで行われた。国際的な教育支援に対しての受賞である。素敵な芸術支援である。パトロネージになる貢献は企業として立派なことであると思う。芸術の支援はフランスらしいですね。ジャパンモンブラン社長とは久しぶりで、懐かしくお話が出来ました。素敵なパーティーにご招待いただいてありがとう。こんなところでって思うご来賓が、お知り合いの高野山一乗院ご住職佐伯様でした。将来冨田屋も何か世の中に貢献できるようになりたいものです。
2010年4月12日 15:21
花吹雪
昨日 最後の花見にぶらぶら平野神社に母を連れて出かけた。
見事に咲き誇る桜から雪のごとく花びらが・・・こんなに沢山の花びらで桜を咲かせていたのかと・・・
母の髪に花びらがとまるり、肩にも舞い落ちる、美しさと、儚さと、寂しさと・・・昨年も着た今年も着た来年も着ましょう。
桜吹雪の中、皆で宴会が始まった。アー今年も今日が最後の桜かなー
今年は3月26日から花見が出来たそうです。雪の日もあったから、長く咲いてくれたね〜
景気も悪い世の中に少しでも心温まる明かりをと、神さんのご配慮でしょうか?
お酒を頂、お話がはずみ、踊り、騒いでいる人々も、又、家に帰り楽しかったひと時の思い出を大切に又来年行こうね。って慮る感動の桜にありがとう
2010年4月 5日 13:45
花筏
これから はかなくも去り行く花びら、桜吹雪・花の雨・飛花・黄桜 色々な言葉で桜を惜しむ。
水辺に舞い散る花びら達が群れとなって、水の流れに逆らわず、筏のごとくゆらゆらと流れていく様子を「花筏」と賞して愛してきた日本人。
良寛和尚の辞世の句に「散る桜 残る桜も 散る桜」すべての様子が愛おしく美しく心を打つ。
花は人を喜ばし、満開はいつかとわくわくさせ、神秘的な幻想の世界に人を酔わせ、いつ散るかとどきどきさせ、咲き誇った花びらは悲しくなるぐらい見事に一雨ごとに宙を舞い、土に戻っていく。
日本の花といわれる由縁がわかったような気がする・・・