2007年1月
2007年1月22日 11:53
東寺の初弘法
1月21日 初弘法 お正月から初めてと日曜日が重なってすごい人
家のジェニーちゃんに着物を着せて一緒にお参りにいきました
本堂の入り口にいつも土口お坊が一日立っておられて ご挨拶をしておられます 弘法大師のお言葉をいただいた
「人間というものは 必ず 『縁』によって生かされている 善良な人と交われば必ず感化され善人になる ところが どんな善人でも悪い世界に入れば大方悪人になる 良き人との良縁を求めていきたい
あらゆることは縁より生じて堅い自制あるものではない」
2007年1月20日 20:42
年一番寒い 「大寒」
1月20日 「大寒」
今日から2月節分まで大寒 節分の翌日は「立春」春の到来です
「小寒」とは寒さがもっとも厳しくなる前「寒の入り」のことで1月5日ごろです そのころから 「寒中お見舞い」を出し始めます
小寒後15日で大寒に入り 大寒後15日で寒さがあける 小寒から節分までが「寒の内」と呼ばれ 一年で最も寒い はずなんですが 地球温暖化でしょうね 暖かい大寒となりました
南極の氷も解けて 我が地球の行方 将来の子供たちの生活 なんだか心配になりますね 昔の人に学び 物を大切に 自然に逆らわず そして 勝手な贅沢は地球を滅ぼすかもしれません
低血圧で寒がりの私は このごろ 暖房を点けないで「ユタポン」で寝ることにしています 電子レンジでチンとしたら 一晩中暖かい 一人ひとりがエネルギーを使わず努力することが必要かと思っています
2007年1月19日 15:17
小正月 (どんと焼き) 小豆粥 女正月
1月15日 「小正月」
この日でお正月はおしまい 今年も本格的に始まるおしるしかな
元日の大正月に対して 15日は小正月といいます お正月何かと女性は忙しくやっとほっとするのが小正月 別名「女正月」松の内に忙しく働いた主婦をねぎらう意味です 年神や祖霊を向かえる行事の多い大正月に対して 小正月は豊作祈願 家庭的行事が多い 松や注連縄をはずし「どんと焼き」をした火で 鏡開きしたお餅を焼いたり まめに暮らせますようにと小豆を入れたお粥を炊いて お餅を中に入れたものが「小豆粥」です
土佐日記 枕草子などにも 小正月に小豆粥を食べたことが記されています
2007年1月13日 16:55
同志社大学講師「小豆粥ふるまう」
今日は朝から 少し早めの「小豆粥」を作りました
本当は 「どんと焼き」でお正月のしめ縄お飾りを燃やした火で鏡開きした餅を炊いたり焼いたりしたものを小豆とともにお粥にするんですが 大学の講義で学生に小豆粥を食べさせてあげようと 2日早く 作りました 「文化地域の暮らし」と言う講座です 町家の年中行事も皆さん真剣に聞いてくださったし おいしかったと小豆粥をたいらげた 行事は すべて 無病息災家内安全を祈り 意味を説明した 伝統産業文化を守る大変さも理解してもらったようですが・・・
意味を知ると 日本人の感性の面白さ 慶弔の使い分け 言葉遊びの巧みさに感動する 頭の隅にいつも祈るそして感謝する気持ちを培ってもらえると実際の暮らしを伝えています
若い人たちのエネルギーをもらうようで 大学の講義は大好きです
純粋に理解していただければ 日本人の心は忘れられることなく伝承できるでしょう 私などの力では何にもできないですが 生きてる限り力の限り伝え続けなければと・・・
2007年1月12日 16:05
七草囃子
目覚ましテレビで忘れられようとしているしきたり7日の七草囃子の歌を生放送 なんと7時過ぎの放送の準備は朝5時からでした
カメラの設定リハーサルなんとばたばたした朝でしょう
歳徳神から前日お供えをした七草を下ろし左手には鉢 右手にはすりこ木と包丁で歌のリズムを取ってたたきます
歳徳神の下で 恵方に向かって賑やかに音を出して・・・
「♪唐土の鳥が 日本の土地へ渡らぬ先に 七草ナズナ 七草ナズナ〜 尊き神の 教えのかいは 災い避けて 幸受けよ とみたみとみよ とみたみとみよ〜」